ガイド
撮影・アップロードのコツ
kickreel は動画からボールに関わった場面を自動で見つけます。その精度は、じつは元の動画の画質にけっこう左右されます。ボールがはっきり写っているほどタッチの判定は正確になり、逆にぼやけた映像や暗い映像は苦手です。むずかしい機材は要りません。ちょっとした撮り方と、アップロードのひと工夫でぐっと良くなります。
撮影のコツ
まずは撮る段階から。次の4つを意識するだけで、解析しやすい動画になります。
明るい環境で撮る
いちばん効くのが明るさです。ボールや選手がはっきり写っていれば検出が安定します。屋外なら明るい時間帯、屋内なら照明のある会場を選びましょう。夕方の薄暗い時間や、光量の足りない体育館は精度が落ちやすくなります。
フィールド全体が入る固定カメラで撮る
カメラは三脚などでしっかり固定し、プレーエリア全体が画角に収まるように置きます。追いかけてパン・ズームするより、引きぎみ・横向きで撮り切るほうが相性が良いです。手ブレは検出精度を大きく下げるので、手持ちはおすすめしません。くわしい置き方は 上手に撮るコツ にまとめています。
逆光を避ける
太陽や強い照明がカメラの正面に入ると、選手やボールが影(シルエット)になって写ります。こうなると検出しづらくなるので、光を背にする順光の向きで撮りましょう。
解像度は 1080p 以上、できれば 60fps
スマホの設定で解像度とフレームレートを上げておきます。1080p(フルHD)以上あるとボールの輪郭がしっかり残ります。動きの速いスポーツなので、対応していれば 60fps にするとボールの残像が減り、より正確に追えます。
アップロードのコツ(ここがいちばん大事)
せっかくキレイに撮っても、アップロードの仕方で画質を落としてしまうことがあります。これがいちばん見落とされがちなポイントです。
LINE などのメッセンジャーで送った動画は、強く再圧縮されて画質が落ちます。「撮った動画を家族から LINE で受け取って、それをアップロードした」というケースだと、元がキレイでも解析に不利になります。ごめんなさい、ここは仕組み上どうしても避けられません。
ですので、撮影した端末から、原本のファイルを直接アップロードするのがいちばんです。撮ったスマホでそのまま kickreel を開いてアップロードすれば、余計な圧縮はかかりません。
別の端末に渡す必要があるときは、画質を落とさない手段を使いましょう。AirDrop(iPhone / Mac 同士)、Google ドライブなどのクラウドストレージ、ケーブルでのファイル転送なら、原本のまま渡せます。逆に LINE・メールへの添付・各種メッセンジャーは再圧縮がかかりやすいので、動画の受け渡しには避けてください。誰かに撮ってもらった動画を受け取る場合のコツは、次の節にまとめました。
友人・チームメイトから動画をもらうとき
撮影したのは別の保護者やチームメイトで、解析したい自分は動画を「受け取る側」。じつはこのケースがいちばん多く、そして画質が落ちやすいポイントでもあります。受け取り方さえ工夫すれば、原本のままの画質で解析にかけられます。
◎ 劣化しない受け取り方
- ギガファイル便などの大容量ファイル転送サービスで送ってもらう。アプリ不要でリンクを開くだけなので、いちばん頼みやすい方法です。
- Google ドライブや Dropbox に「ファイルとして」上げてもらい、リンクで受け取る。
- iPhone 同士なら AirDrop。その場で会えるならこれが最速です。
- iPhone の写真アプリの共有メニューから「リンクをコピー」(iCloud リンク)で送ってもらう。
LINE でもらうなら「ファイル送信」で
LINE でも、「ファイル」として送ってもらえば原本のまま届きます。トークに動画としてそのまま送ると強く再圧縮されますが、ファイル送信なら圧縮がかかりません。送る側の操作はかんたん: 写真を選ぶのではなく、トーク画面の+メニューから「ファイル」→ 動画ファイルを選択、です。撮ってくれた人にこのページを見せて、そのままお願いしてみてください。
✕ 避けたい受け取り方
- LINE トークへの通常の動画送信。強く再圧縮されます(ファイル送信なら OK、上記参照)。
- iCloud の「共有アルバム」。動画の画質が制限されることがあります。
- Instagram・Messenger 等の DM。メッセンジャー系はいずれも再圧縮がかかりやすいです。
受け取った原本ファイルは、そのまま kickreel にアップロードすれば OK です。
画質の目安
「うちの動画で大丈夫かな?」の目安です。撮影の設定を選ぶときの参考にしてください。
| 目安 | 解像度 | ビットレート | 明るさ |
|---|---|---|---|
| 推奨 | 1080p 以上 | 8Mbps 以上 | 明るい屋外・照明のある会場 |
| 許容 | 720p | 3Mbps 前後 | そこそこ明るい |
| 精度低下の恐れ | 720p 未満 | 1.5Mbps 未満 | 暗い会場・夕方の屋外 |
数値はあくまで目安です。これを下回っても解析はできますが、ボール検出やタッチ判定の精度が落ちる可能性があります。
よくある質問
ナイターや体育館でも解析できますか?
できます。ただし、明るさ次第では精度が落ちる可能性があります。照明がしっかりしていて、ボールや選手がはっきり見える環境なら問題ありません。逆に光量が足りず全体的に暗い映像だと、ボールを見失いやすくなります。明るめに撮れる会場・時間帯を選べると安心です。
スマホの標準カメラで大丈夫ですか?
大丈夫です。最近のスマホなら標準のカメラアプリで十分です。設定で解像度を 1080p 以上、対応していればフレームレートを 60fps にしておくとより良い結果になります。特別なアプリや機材は必要ありません。
すでに撮ってある動画(画質が低め)でも試せますか?
もちろん試せます。まずはお手元の動画でアップロードしてみてください。もし検出がいまひとつだった場合は、このページの撮影・アップロードのコツを参考に、次回の動画で試していただけるとうれしいです。
準備ができたら、あとはアップロードするだけ。kickreel がボールに関わった場面を見つけて、タップだけで編集できます。